【クルトガKSモデル】進化したスタンダードモデル、KSモデルで改良された事やクルトガエンジンなど実際に使ってみた感想を徹底レビュー

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勉強・文房具

こんにちは、skyrinrinです

皆さん、“クルトガ”シリーズのシャーペンを使ったことはありますか?

クルトガという名前は、“クルっと回って尖り続ける”というコンセプトからつけられていて、

クルトガシリーズのシャーペンは常に尖った芯で筆記を続けることができます。

今回は、そんなクルトガシリーズのスタンダードモデルの新型、“クルトガKSモデル”を手に入れたので、実際に使ってみた感想や、

旧型からの進化、気になるガタつきについてなどを徹底レビューしました。

ぜひ、最後までご覧ください!

クルトガとは

引用: クルトガ|商品情報|三菱鉛筆株式会社 (mpuni.co.jp)

まずは、“クルトガ”について話していこうと思います。

クルトガは2008年発売から10年以上愛され続けているシリーズで、“クルっと回って芯が尖り続ける”ことをコンセプトに作られています。

クルトガ旧型スタンダードモデル 引用:クルトガ スタンダードモデル|シャープ|三菱鉛筆株式会社 (mpuni.co.jp)

クルトガシリーズは、おなじみの旧型スタンダードモデルをはじめ、クルトガアドバンスや、ローレットモデル、人気高騰でいまだに購入が困難なクルトガダイブなど様々な商品を販売しています。

最近では、クルトガメタルという商品が出るということで注目を集めていますよね。

クルトガエンジンについて

では、このクルトガの芯が回って尖り続けるという機能はどのようにして成り立っているのでしょうか

それは、クルトガ関連商品に搭載されている“クルトガエンジン”というものによるものです。

引用: クルトガ スタンダードモデル|シャープ|三菱鉛筆株式会社 (mpuni.co.jp)

クルトガエンジンの仕組みは筆記時のペン先を紙に押し付け、離したときの力で中のギアが上下して、エンジン内にある歯が芯を回転させる、というような仕組みになっています。

引用: クルトガ スタンダードモデル|シャープ|三菱鉛筆株式会社 (mpuni.co.jp)

これにより芯先が常に円錐型に尖り続けるので、筆記したときの芯から出る粉が少なくなったり、細い字で書き続けることができるようになったりして、ノートまとめなどをきれいに行うことができます。

クルトガKSモデルとは

では、今回の本題“クルトガKSモデル”について、紹介していきます。

クルトガKSモデルの“KS”というのは“クルトガスタンダードモデル”という意味で、これまでのクルトガスタンダードモデルを旧型としてこの商品が新しいスタンダードモデルという風になりました。

クルトガと言えば、旧型の印象が強かったので、新型がどのように浸透していくのか気になります。

値段は、税込み605円

発売日は2023年の2月20日です

芯経は0.5mm0.3mm

僕は、旧型のメカメカしいデザインが好きだったのですが、新型はデザインがシンプルになり

柄や色などのバリエーションが増やしやすくなりました。

現在(2024年3月9日)は、通常のブラックをはじめ8種類のカラーバリエーションがあります。

KSモデルが販売されたのは、約1年前なのでバリエーションがここからどんどん増えていくと思います。

バリエーションが多いと、人と被ることも少なくなるのでうれしいですよね。

どんな色があるのかを知りたい方は、ぜひKSモデルの公式サイトをご覧ください!

旧型からの進化と変更点

引用: クルトガ KSモデル|シャープ|三菱鉛筆株式会社 (mpuni.co.jp)

では、新型のクルトガKSモデルが旧型から進化したことや変更点について紹介していきます。

まず、クルトガKSモデルの値段はさっき紹介した通り税込み605円です。

比べて旧型は495円だったので110円の値上げですね

110円…結構高くなったかなと思いますが、旧型との性能を比べてみると新型を買う価値は大いにあると思います。

そしてクルトガエンジンの場所、

旧型は、クルトガエンジンがグリップ部分に搭載されていて、そこの部分が透けていてエンジンの仕組みがよくわかるようになっていました。

しかし、今回の新型はクルトガエンジンをペンの中心部に置き、クルトガエンジンを見ることができる部分は、中央部の小窓のみになりました。

見づらいですが、中央部のオレンジ色の部分です

では、新型モデルに変わって進化したことについてですが、

新型KSモデルが旧型から進化したことは、

・デザイン

・グリップ

・クルトガエンジン

の大きく分けて3つです。

1つずつ詳しく解説していきます。

デザイン

新型モデル

まずは、デザイン性についてです

旧型モデル

これが旧型のクルトガスタンダードモデルのデザインです。

お馴染みのデザインですね

プラスチックでできたボディに透明なグリップ部分から透けているクルトガエンジン、厨二心をくすぐるメカメカしいデザインがいいですよね。

でも、旧型のデザインは少しチープというか、安っぽい感じがします。

比べて、新型はシンプルで高級感のあるデザインになっています。

クルトガの目玉であるクルトガエンジンを隠すという選択にはなってしまったのですが、新型は旧型に比べてデザイン性が大幅に上昇したと思います。

グリップ

引用: クルトガ KSモデル|シャープ|三菱鉛筆株式会社 (mpuni.co.jp)

次は、グリップについてです

旧型のグリップは透明でツルツルとしたプラスチックのグリップだったのですが、新型はエラストマーグリップを使った滑りにくいグリップになりました。

これにより、筆記がより安定し旧型よりも字をきれいに書くことができます。

そして、このグリップはペン先側が広がる作りになっていて指が引っ掛かりやすく持ちやすくなり、長時間の筆記でも指が痛くなりにくくなりました。

旧型は、プラスチックで固いグリップだったので指にタコができやすかったのですが新型のグリップはやわらかいのでタコもできにくく、より使いやすくなりました。

クルトガエンジン

最後はクルトガエンジンの変更です

旧型のクルトガは、どうしても筆記時のガタつきがあり筆記が安定しなかったのですが、新型は旧型に比べて、ストローク量(沈み込み)が37.5%減少しました。

大体0.40mm沈んでいたものが0.25mm程度まで沈み込みが抑えられました。

体感だと旧型に比べて何倍も沈み込みが減ったように感じます。

旧型のクルトガは沈み込みが大きく苦手だったのですが、新型は全然気になりませんでした。

気になるガタつきについて

クルトガを使っているとどうしても筆記時にガタつきを感じてしまいます。

旧型はこのガタつきによって筆記が安定せずどうしても字が汚くなってしまうことが多かったのですが、新型はガタつきがほとんど感じられなくなりました。

さきほど紹介した沈み込みが減少したことと、ペン先の左右のぐらつきが少なくなったことによるものだと思います。

そして、グリップも旧型よりも安定するエラストマーグリップになったのでさらに筆記が安定するようになりました。

旧型が発売されてから15年、新型のKSモデルは15年分の技術の進化が詰まっています。

クルトガKSモデルを使ってみた感想を徹底レビュー!

では、ここからはクルトガKSモデルを実際に使ってみた率直な感想を良かった点と悪かった点でまとめていきます。

良いと思った点

まずは、KSモデルを使ってみて良いなと思った点について紹介していきます。

この商品を使って良いなと思ったことは、

・適度に軽く重心が真ん中にある

・スラスラ書ける

・筆記時のガタつきをほとんど感じない

・長時間の筆記も疲れない

などがあります。

適度に軽く重心が真ん中にある

まず重さや重心についての感想です。

このペンの重さは11.3g

旧型の10gから少し重くなりましたが、軽すぎず重すぎず、黒板の板書やテストの場面ほど速くは書かなくてもいいけど、かといって筆記に時間をかけすぎたくないときに使いやすいかなと思いました。

重心はちょうど真ん中位にあります。

僕は結構低重心のシャーペンが好きなのですが、どうしても低重心のシャーペンは指先に力がかかってしまい指が痛くなるのですが、このペンはそのような心配がないと思いました。

スラスラ書ける

このペンの書き味は比較的やわらかめでした。

S20やステッドラーなど、コツコツとした固い書き味のシャーペンもいいですが、やわらかい書き味のシャーペンはスラスラと文字を書けるので、そこも良いなと思いました。

クルトガの特色である、芯が尖り続けるということも相まって同じ太さの字でスラスラと書くことができます。

筆記時のガタつきをほとんど感じない

3つ目はガタつきがほとんど感じられなくなったことです。

クルトガは性質上、どうしてもガタつきや沈み込みがあり、筆記が安定しなかったり引っかかりを感じてしまうことがあって苦手だったのですが、

新しくなったKSモデルは、それがほとんど感じなくなりました。

ガタつきがあると慣れるまでは集中もしづらく、字も汚くなってしまうのでガタつきが感じられなくなってとても良いと感じました。

長時間の筆記も疲れない

このシャーペンを使って1番良いなと感じたことは、長時間の筆記も疲れないことです。

さきほどまでに紹介していた、軽く真ん中に重心があることやグリップが滑りにくくてやわらかいものになったことやガタつきが少なくなったことなど様々な要素が合わさり、

旧型よりもストレスなく長時間の筆記を続けられることを感じました。

常に芯が尖り続けるので、ペンを持ち換えたりする必要もなくまさに使用者を疲れさせないように作られているペンだなと感じました。

悪いと思った点

ここからは、新型KSモデルを使ってみて悪く感じたことについて紹介していきます。

KSモデルを使って悪いなと感じた点は、

・グリップが汚れやすい

・筆記時にカチカチという音がする

・ノックに少し力がいる

があります。

購入する際の重要な手掛かりになると思うので、詳しくご覧ください。

グリップが汚れやすい

まず1つ目はグリップが汚れやすいことです。

新型のグリップは旧型のプラスチックと違い、エラストマーグリップというものが使われており、結構汚れやすいです。

僕の使い方が悪いのもあると思うのですが、シャー芯や鉛筆の粉ですぐに汚くなってしまいます。

でも指で強くこすれば取れるので、あまり気にしなくても良いと思います。

汚れるのは嫌という方にはあまりおすすめできません。

筆記時にカチカチという音がする

これは結構賛否で分かれると思うのですが、KSモデルは筆記時にカチカチという音が鳴ります。

これは、ペン先の沈み込みによるもので旧型と比べてとても小さくなったのですが、まだ少しカチカチという音がします。

人によっては嫌かもしれませんが、僕は結構好きな音なので気に入っています。

ノックに少し力がいる

最後は、ノックに少し力がいるということについてです。

このペンのノックは最初に軽く少し沈んでその後にノックが硬くなってさらに押し込むと、

芯が出るようにできていて、少しノックをするのに力が要ります。

比べてみるとステッドラー925 15やS3、S20、オレンズネロなどよりも少し重く、

スマッシュよりは軽い気がします。

といっても硬すぎるということはないので、あまり気にしなくても良いと思います。

まとめ

・クルトガは三菱鉛筆のシリーズの1つでクルっと回って尖り続けることをコンセプトに作られている

・旧型モデルやアドバンスなど様々な種類の商品が発売されている

クルトガのスタンダードモデルが新しくなった

・デザインの向上やガタつきの少なさグリップの握りやすさなど様々な進化があった

・スラスラと書くことができストレスなく長時間の筆記にも向いている

・グリップが汚れやすいと感じた

いかかでしたか?

今回は、新型のクルトガKSモデルについての説明や、実際に使ってみた感想を徹底レビューしてまとめてみました。

比べてみると旧型からの進化をすごく感じられるのでぜひ使ってみてください!

感じた点などを結構率直に書いたので、参考になれたらうれしいです。

このクルトガKSモデル限定色の記事や、筆者がおすすめするほかのシャーペンの記事などを

文房具のカテゴリーにまとめているので、時間のある方はほかの記事もぜひご覧ください!

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