こんにちは、skyrinrinです
皆さんはダチョウを知っていますか？
そうあの首が長くて大きな鳥ですね
今回は、そのダチョウについて気になって調べてみたら、
いろいろと規格外のスペックだったのでまとめました
ぜひ最後までご覧ください！
ダチョウについて
ダチョウとは、ダチョウ目、ダチョウ科、ダチョウ属に分類される鳥類のことを指し、
現在生息している種類は、ダチョウと呼ばれている種類とソマリダチョウがいます
ダチョウは鳥類ながら飛ぶことができません
ほかに鳥類の中で飛ぶことのできない種類はエミューやキーウィ、
ペンギンなどがいます
ダチョウの身長は2mほどで、体重も150kgほどあります
飛べない理由もわかりますね
ダチョウが生息しているところはアフリカのサバンナなどです
ダチョウのすごさ
ここからは、ダチョウのすごいところを紹介します
驚異の走力
まずは、ダチョウの脚力について
ダチョウの最高時速は時速70㎞を超えます
この速度は2足歩行する生き物で最速です
ちなみに、人類最速のウサイン・ボルトの最高は時速45㎞です
霞んで見えてしまいますね
そう考えると2m超える生き物が時速70㎞で走ってくると思うと恐怖ですね
足が速い生き物と言えばチーターを思い浮かべます
チーターの最高時速は110㎞を超えるのですが、体力がなく
もっても、数分間しか走ることができません
それに比べてダチョウは1時間以上も時速60㎞以上の速度を保って走り続けることができます
トップクラスの視力
次は、ダチョウの目についてです
ダチョウは頭の大きさの割に目が大きく、まつ毛もふさふさしていて
理想的な目周りですよね
ダチョウの目は脳みそよりも大きいそうです
なんとそのダチョウの視力は、
動物界トップクラスで20.0以上だといわれています
20.0と言われてもピンとこないと思いますが、
我々人間では考えられないほど遠くまで鮮明に見えていると思います
人類で視力がいいマサイ族ですら視力10.0ほどです
我々日本人の視力の限界は2.0くらいなので
ダチョウと比べると10倍も差がありますね
絶対に感染しない免疫力と怪我してもすぐ治る回復力
ダチョウは免疫力が凄まじく、
感染症にかからないといわれています
サバンナに生きるダチョウは、いろいろな動物に襲われてしまいます
大抵の動物は怪我をした後の傷ついた部分に細菌などがついてしまい
感染症にかかってしまい、最悪それにより死んでしまいます
それに比べてダチョウは、免疫力が強すぎて
細菌が傷口についてしまっても平気です
ダチョウは様々な細菌やウイルスなどの抗体を持っていて、
抗体を作り出すこともできます
最近だと、ダチョウの抗体をマスクに付着させた
ダチョウマスクが作られました
ダチョウマスクは、スギの花粉や
インフルエンザ、HIV、新型コロナウイルスまで抑制できる力を
持っています
ダチョウの免疫力のすごさが分かりますね
ここまで、ダチョウの免疫力について話してきたのですが
それと共に回復力も優れています
ダチョウはなにも考えずに肉食動物の所に突っ込んで、
怪我をしてしまいます
怪我をしたところを鳥などに突っつかれて骨が見えてしまうことも
あるそうです
それなのに当のダチョウはお構いなし
骨が見えるほどの怪我であれば1ヶ月もすれば治るそうです
さらに、ダチョウの適応力は凄まじく
日本だと、沖縄から北海道まで飼育することできます
ここまでの気温差や環境の違いがあると人間ですら、
体調を崩してしまいますが、ダチョウは平気です
ダチョウの寿命は60年ほどだそうなのですが、
この長寿は、免疫力と回復力によるものだと思います
エサの養分をギリギリまで吸収できる
ここまですごい身体能力と免疫力を持ち合わせるダチョウですが、
以外にも草食だそうです
なぜ、草食なのにここまでの能力を発揮できるのでしょうか？
それは、餌である植物の養分をギリギリまで吸収することできるからです
ダチョウは1日に4㎏ほど植物を食べるそうなのですが、
う○ちはわずか200gほど、
ダチョウの糞はほかの動物に比べて臭くなく、
養分がないので、ハエも寄ってこないそうです
ダチョウの腸はとても長いそうで、
その長い腸を使って吸収しています
ダチョウのパワフルさはこの養分の吸収力によって支えられています
ダチョウの卵は超でかい！
ダチョウと言えば卵が大きいという話も聞きますよね
YouTubeなどでも結構ダチョウの卵を使った料理を作っている動画を見たりします
そんなダチョウの卵ですが、実際どのくらいの大きさなのでしょうか
ダチョウの卵の直径は15㎝ほどです
この大きさは我々が食べている鶏の卵の20倍ほどの大きさです
さらに、殻も厚く2㎜ほどです
ピンとこないと思いますが、この厚さは
80㎏の衝撃に耐えることができます
ぼくが全力で殴ると、ぼくの手が粉砕されてします
過酷なサバンナの中でも卵が食べられない理由がわかります
ダチョウの卵の重量は1.5kgほどになります
この重さは普段食べている鶏の卵の20倍～30倍ほどの重量になります
値段は3000円～5000円ほどでなんとも言えない値段をしています
気になる味はどうなのでしょうか？
調べてみるとあまり鶏の卵と違いはないそうで
特においしくないとか、癖がある
というわけではないそうです
ただ、鶏の卵よりも濃厚でおいしいらしいです
ぼくもいつか食べてみたいですね
ダチョウの頭の悪いエピソード
ここまで、聞くとダチョウは無敵の存在だと思いますよね
ただ、ダチョウには一つ致命的な欠点があります
それは頭が悪いことです
ダチョウのフォルムは極端に頭が小さく、
その小さい頭で目だけが大きいです
ダチョウの脳みそは目の玉よりも小さく、
40gほどだそうです
ダチョウの体重は150kgくらいなので、
脳みその重量は体重の0.02%くらいになってしまいます
我々人間の脳みその重量は体重の2%くらいです
ダチョウの脳みその割合は人間に比べて100分の1ということ
になりますね
すぐに忘れてしまう
ダチョウは脳みそが小さすぎて、
ものを覚えることを覚えることができません
3秒前のことも覚えていないそうです
ダチョウは群れで生息しているのですが、
数を数えることのできないダチョウは、
家族が減っても気が付きません
どっかでほかの群れのところに行ったりしたり、
群れ同士の喧嘩が起きたときにメンバーが入れかえっても気が付きません
つまり、育てている子供が違う家の子供になっても気づかないということです
人間だとありえないことですよね
ダチョウはそれが当たり前のようです
動物園で飼っている動物などは、
餌をくれたり掃除をしてくれる清掃員の顔を覚えたりします
それに比べて、ダチョウは毎日が初対面
毎回会うたびに始めましてなのです
あと、ダチョウの特徴として視力が20くらいあってどこまでも
鮮明に見ることができるということを話したと思うのですが、
ダチョウは遠くまで見ることができても見た内容を覚えていません
例えば敵が来た、とわかっていてもほかの場所を見たときにはそのことを
忘れてしまっています
目がいい意味が薄れてきていますね
意味もなく走り出す
動物園などでダチョウを見ているといきなりダチョウが集団で走り出すことがあります
なんと、それには意味がなく
だれか一人が走り出したらみんななぜか走ってしまうそうです
リーダーがいるわけでもないらしいのでほんとに意味もなく走り出しています
飼育されているダチョウは勢いが良すぎて、
フェンスにぶつかってしまうこともあるそうです
痛覚が鈍い！？
怪我をしてしまったり、どこかにぶつかってしまった時に
「痛いっ！」と感じることがありますよね
それは、その時の失敗を次に起こさないために痛み
として覚えられるためにあります
本来鳥類は、痛みに敏感で神経質な性格をしています
それなのに、ダチョウはなんと痛みに鈍感で血が出ているような
怪我でも気にしません
回復力が高く、怪我をしても大丈夫だからですかね
あと、虫や節足動物は脳みそが小さいため、
痛みという複雑な機能が備わっていないといわれています
ダチョウも同じように脳みそが小さいから痛みを感じにくいのかもしれません
ものを覚えられなくて、同じ失敗を繰り返しても絶滅していないダチョウは、
フィジカルでゴリ押してる感ありますね
ダチョウは大昔から生きていた
ここまでの頭の悪さを持っているダチョウですが、
なんと大昔からダチョウの祖先は絶滅せずに生き残っています
確かに見てみれば、鳥とかよりも恐竜に似ているような気がします
ダチョウは今は飛べないのですが、恐竜のいた時代は飛ぶことができたそうです
なぜ、飛べなくなってしまったかの理由は、
飛ぶ必要がなくなったからです
恐竜がいたときは、いつ食べられるかわからないような状態で
飛んで逃げないと食べられてしまうような強敵も多かったのですが
恐竜が絶滅してからは、そのように飛んでまでして逃げる必要がなくなりました
恐竜がいなくなったダチョウの祖先はストレスなく餌を食べられるようになって
どんどん太っていって飛べなくなったといわれています
太って飛べなくなったってなんか可愛いですね
それにしても、この記憶力や思考力で
大昔から途絶えることなく命をつなげていけたことが
すごいですよね
さすがは、ダチョウの身体能力の高さです
まとめ
・ダチョウの身長は２mほどで体重は150㎏ほど
・ダチョウは鳥類なのに飛べない
・ダチョウはアフリカのサバンナなどに生息している
・ダチョウの最高時速は70㎞を超える
・時速60㎞以上で1時間以上走り続けることができる
・ダチョウの視力は20.0以上
・ダチョウは免疫力が凄まじく病気で死ぬことがほとんどない
・傷の回復能力もすごい
・草食で植物の養分をギリギリまで吸収することができる
・ダチョウの卵は大きく鶏の卵の20倍ほどの大きさ
・ダチョウは頭が悪く脳みそが全体の0.02%ほどしかない
・すぐに忘れてしまいものを覚えられない
・意味もなく走り出してしまい連鎖的にみんな走り出す
・痛みを感じにくい
・太りすぎて飛べなくなった
ダチョウはいろいろと極端すぎておもしろいですよね
いつかダチョウに触れあってみたいです
皆さんもぜひ動物園に行ったらダチョウを見に行ってみてください
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