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ボールペンの油性・水性・ゲルインクの違いを比較!特徴・用途・見分け方を解説

ボールペン
この記事は約7分で読めます。

こんにちは、skyrinrinです。

皆さん、何気なく使っているボールペン

油性水性のどっちなのかちゃんと理解して使っていますか?

水性インクや、油性インク、そしてゲルインクなど

インクによって違いがあります。

今回は、そんなボールペンのインクについて

油性・水性そしてゲルインクなどについて

特徴や、違い、見分け方などについて話していきます。

ぜひ、最後までご覧ください!

この記事はこんな方におすすめ!

・油性と水性インクの違いが知りたい方
・用途に合わせた使い分けが知りたい方

油性と水性・ゲルインクを使い分けるポイントまとめ

それでは、まず簡単に

油性インク、水性インク、ゲルインクの特徴や使い分けのポイントなどを表にしてまとめていきます。

油性インク水性インクゲルインク
溶剤アルコール系溶剤水+ゲル化剤
粘度高い低い中間
書き味重め軽めやや軽め
発色悪い良い良い
かすれ
速乾性乾きやすい乾きにくいやや乾きやすい
寿命約3年約1~2年約1~2年
にじみ・裏移りしにくいしやすいしにくい

というようになりました。

後に詳しく解説していくのですが、

それぞれにデメリットはあるものの、

水性インクは特に“乾きにくい”、”裏移りしやすい”などの大きなデメリットがあり、

使用用途が限られてくるのではという結論になりました。

また、ゲルインクは油性と水性のいいとこどりといった感じで、

インクの減りが早いなどのデメリットはあるものの

これからのシェアと取っていくインクになるのではと思いました。

また、注意なのですが

インクに使われている染料や顔料によって

特性に多少の差が出てしまいますが、

その紹介は今回の記事では割愛させていただきます。

筆者
筆者

これからそれぞれのインクについて

詳しく解説していくよ!

油性・水性・ゲルインクの違いを解説!

それでは、まず

ボールペンの油性・水性・ゲルインク違いについて

特徴やメリット・デメリットなどを紹介していきます。

油性ボールペンの特徴とメリット・デメリット

まずは、油性ボールペンです。

油性ボールペンの大きな特徴は、

溶剤にアルコール系溶剤が使われていることと

粘度が高いことです。

それにより、書き味は

重めで、水性などに比べてかすれやすいです。

また、インクがダマになってしまうこともあります。

しかし、水性に比べてにじみにくく

インクが乾きやすいので伸びにくく、

寿命も長いです。

筆者
筆者

インクの寿命については

ボールペンのインクの寿命はどれくらい?長持ちする種類と対策

をチェック!

水性ボールペンの特徴とメリット・デメリット

次は、水性ボールペンについてです。

水性ボールペンの特徴は、

名前の通りに溶剤にが使われていることです。

これにより、油性と違い

粘度が低いので、

サラサラとした軽い書き味で、

ダマにもならず、

かすれも少ないです。

そして、油性に比べて発色が良いです。

一方、インクが乾きにくいので

書いてすぐに擦ったら伸びてしまいます。

そして、油性に比べて

にじみやすく、裏抜けしやすいです。

また、油性に比べて寿命も短く、

筆記された文字も長期間の保存に向いていません。

筆者
筆者

あと油性に比べて
商品も少ない気がする…

ゲルインクボールペンとは?油性と水性の中間?

最後は、ゲルインクについてです。

ゲルインクは、

水にゲル化剤を混ぜて固まらせることでできています。

つまり、溶剤に水が使われているのに水性よりも粘度が高い、

水性と油性の中間のようなインクになっています。

そのため、油性の課題である

“ダマになる”“かすれる”

水性の課題である

“にじみやすい”がカバーされており、

油性と水性のいいとこどりのインクになっています。

筆者
筆者

これからはゲルインクがメジャーになっていくのかな?…

デメリットはインクの減りが早いことです。

僕もゲルインクボールペンであるサラサを使っているのですが、

油性のペンなどに比べてインクが無くなるのが早い気がします。

油性よりも10倍くらい減りが早いという意見もありました。

油性・水性ボールペンの見分け方

それでは、油性・水性ボールペンの見分け方について話していきます。

見た目やインク色で見分けるコツ

油性インクと水性インクを目視で判断するのは難しいです。

筆者
筆者

あるとしたら発色くらいかな?

なので、油性と水性を判断するときは、

書き味と乾きやすさに着目しましょう。

油性と水性を書き比べてみればわかるのですが、

書き味の滑らかさが結構違います。

また、筆記をしたときに水性の方はきれいに反射するくらいには

水分が多く乾きにくいです。

なので、いらない紙に書いてみて

すぐに紙を擦ってみたときの伸び具合で判断するのが一番いいと思います。

筆者
筆者

ゲルインクに関しては油性と水性との判別が難しいかも…

使用シーン別!おすすめはどっち?

ここまで油性、水性、ゲルインクの特徴などについて話してきました。

それでは、次は使用シーン別のおすすめなインクはどれなのか

について話していきます。

勉強・ノート用ならゲル or 油性

まずは、勉強のノート取りなどについてです。

これは、油性インクかゲルインクで個人的にはゲルインクがおすすめです。

なぜなら、板書などの作業は

1つのページに文字が密集するので、

乾きにくい水性のインクだと伸びてしまったり、

次のページに裏移りしたりしてしまうからです。

そして、ノート取りの作業はスピードも重視すると思うので

油性よりも書き味が滑らかで

ダマになることも少ないゲルインクをおすすめします。

筆者
筆者

僕の中だと
サラサジュースアップが最強!

履歴書・契約書・願書には油性一択

次は、履歴書や契約書などの大事な書類を記入する場合です。

これは、油性インク一択です。

なぜなら、油性インクは他のインクに比べて耐久性が高く

消えにくいからです。

契約書などの重要な書類は、

長く残り続けるので水性を使ってしまうと

変色したり消えてしまったりなどのトラブルが起こってしまう可能性があります。

インクの寿命・減りやすさの比較!

それでは、油性と水性、

どちらのインクが長持ちするのか

ということについて話していきます。

長持ちといっても、

快適に使用することができる使用期限や、

減りやすさなどあると思いますが、

いずれも油性の方が長持ちします。

油性インクの寿命は大体3年ほどで、

水性インクは1~2年ほどといわれています。

筆者
筆者

インクの寿命については

ボールペンのインクの寿命はどれくらい?長持ちする種類と対策

で詳しく解説しているよ!

筆記できる長さに関しては、

油性→水性→ゲルインク

というようになり、

特にゲルインクの減りが早く、

油性に比べると10倍近くインクの減りが早いという意見もありました。

筆者
筆者

ゲルインクを使う時は替え芯必須だな…

油性と水性どっちが人気?今後のトレンドは?

画像はサンプルです

それでは、油性インクと水性インクの

どっちを使っている人が多いのかということについて話していきます。

結論は、油性インクの方が多く人気があります。

というよりは水性インクの商品が少ないです。

先ほどの使用用途別のおすすめを見てもらえればわかると思うのですが、

水性インクのデメリットである“裏移り”“乾きにくい”が結構致命的で

使用用途が限られてしまうからです。

また、最近は書き味が滑らかな、

ゲルインク低粘度油性などといったインクが登場してきているので、

粘度が低く乾きやすいインクであるゲルインクが主流になっていくと思います。

筆者
筆者

サラサジュースアップ

エナージェルなどがゲルインクのボールペンだね!

参考文献・関連記事

参考文献

油性・水性・ゲルインクの違いは何か|よくあるご質問|三菱鉛筆株式会社

ボールペンに使用期限はあるの? | ぺんてる株式会社

インクの寿命 | 株式会社トンボ鉛筆

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