こんにちは、skyrinrinです。
いつも何気なく使っているボールペン
実は寿命があるって知ってました?
今回は、そんなボールペンの寿命について
徹底的に解説していきます。
ぜひ、最後までご覧ください!
・ボールペンの寿命について知りたい
・ボールペンのインクや本体・替え芯や未使用品の寿命を知りたい方
ボールペンにも寿命がある!

ボールペンは無機質なイメージのものなので、
寿命という概念が無く、
インクが無くなるまで使えると思っていました。
しかし、最近ボールペンにも寿命があると知りました…

よく考えてみると
劣化はするから寿命はあるよね
ボールペンの寿命一覧【比較表】
それでは、まずボールペンの
本体やインク・替え芯などの寿命について比較表にして
見ていきましょう!
平均寿命の目安 | 解説 | |
インク(油性) | 約3年 | インクの中では長持ち |
インク(水性・ゲル) | 約2年 | 油性インクよりも寿命が短い |
本体(ノック式) | 約3年~10年 | ノック機構やバネが劣化する |
替え芯(未使用) | 製造から約3年 | 製造後1年後以降に溶剤が蒸発し始める |
書いた文字 | 6ヶ月~50年以上 | 保存状態によって違うが50年以上もつことも! |
のようになりました。
使っている環境や商品などによって違いはあると思いますが、
各ボールペンメーカーさんの指標をもとに表にまとめました。

間違っているところがあったら教えてください!
インクの寿命:油性・ゲル・水性で違う?
それでは、インクの中でも
油性・水性・ゲルやジェルインクでどう違うのかということについて話していきます。
油性インク
まずは油性インクについてです。
油性インクの寿命は他の2つに比べて長く、
約2年~3年といわれています。
しかし、トンボによると5年程度は普通に筆記できるということなので、
あまり、インクの寿命を気にしすぎないようにしましょう。(インクの寿命 | 株式会社トンボ鉛筆)
そして、油性のインクは筆記できる距離も水性やゲルインクよりも長く
長期間使用することができます。

油性インクを使った
ジェットストリームのインクのトラブルはこの記事で解説しているよ!
水性・ゲルインク
次は、水性・ゲルインクについてです。
これらは、油性インクよりも寿命が短く
約2年となっています。
水性やゲルのインクは油性に比べて
筆記できる距離が短くインクの減りが早いので
インクの寿命が無くなる前に使い切ることが多いと思います。

赤ペンだと1年に2本くらい使い切る気がする…
そして、水性のボールペンに関して古いものが、
インク漏れを起こしてしまうという書き込みもされていたので注意してください。
消えるインク(フリクション)の寿命は?
次は、消えるインクとして人気な
パイロットのフリクションについてです。
フリクションも他のボールペン同様2~3年で使い切るようにしましょう。
そして、注意点なのですが
フリクションは消しゴムのラバーの部分で擦ることによって生じた
摩擦熱によって色が無色になるようになっています。
そのため、フリクションで書いた文字を60度以上になるような
高温な場所に置いておくと消えてしまうので気を付けてください。

フリクションってそんな仕組みだったんだ…
ボールペン本体の寿命は?ノック式とキャップ式で違いがある?
では、次はペン本体の寿命についてです。
これに関しては、
メーカーなどからの直接的な目安などは無かったのですが、
プラスチックなどでできている以上劣化などによって寿命が来てしまいます。
なので、プラスチックの劣化による使用期限の約3年が目安になると思います。
また、ノック式はキャップ式に比べて
バネなどのパーツがあったりして、
それらのパーツの劣化もあると思うのでキャップ式よりもノック式の方が
寿命は短いと思います。

キャップ式は気密性も保たれるから
インクの寿命も長くなると思う!
未使用の替え芯(リフィル)の寿命

次は、替え芯(リフィル)の寿命についてです。
こちらも製造から約2~3年といわれています。
未使用で数年放置していたものを使ってみたら
全然使えなかったという口コミもあったので、
購入したらすぐに使うようにしましょう。

未使用だからって油断してた…
書いた文字にも寿命がある?色あせや保存期間の目安
最後は、書いた文字の寿命です。
書いた文字にも寿命があるのかと思うかもしれませんが、
時間が経つと色褪せたり薄くなったりして消えていきます。
その期間というのは
保存状態により変わってしまい、
直射日光に当たってしまう場所は6ヶ月程度で薄くなってしまうらしいです。
保存状態が良ければ、
50年以上もつといわれ記事によっては半永久的に残り続けるという情報もありました。

未来に残り続けるのってなんかいいよね!
ボールペンを長持ちさせるコツ
それではここから、
ボールペンを長持ちさせるための方法を
いくつか紹介していきます。
使用後はキャップを付けよう!
これは、キャップ式のボールペン限定になってしまうのですが
ボールペンの使用後はキャップをするようにしましょう。
インクが劣化するのは溶剤の蒸発が大きな要因なので、
キャップをして乾燥を防ぐことにより、
インクの劣化を遅らせることができます。
高温多湿を避ける
高温多湿は、インクの劣化や漏れの原因になってしまいます。
そのため、高温多湿や直射日光が当たるような場所には保管しないようにしてください。
下に向けて保管しよう
ペン先を上向きに保管していると、
芯の中に空気が入ってしまい、
書けなくなってしまうということが起こってしまいます。
そのため、保管をするときはペン先を下向きにして保管するようにしましょう。
定期的に使おう!
長時間使わずに放置しているとインクが固まってしまい、
書けなくなってしまうことがあります。
そのため、定期的に使用して
インクが固まることを防ぎましょう!
寿命を知って無駄なく使おう!
今回はボールペンのインクなどの寿命について話していきました。
ボールペンに寿命があってしかも2~3年と意外と短かったですね。
皆さんも、ボールペンの使用期限に気を付けてできるだけ
期間内に使い切れるようにしましょう!
関連記事・参考文献
筆跡の保存期間はどれくらいですか? | よくあるご質問 | PILOT
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