こんにちは、skyrinrinです。
皆さんゲーミングマウスは何を使っていますか?
G304のマウスを使ってるよ!
ロジクールのマウスは質が良く、
これまで3年以上このマウスを使っていたのですが、
最近、マウスホイールが空回りしたり
下にスクロールしているのに上向きに動いたりしてしまいます。
ということで、今回はそんなG304のマウスを
分解、清掃して修理していこうと思います。
ぜひ、最後までご覧ください!
マウスホイールが壊れてしまった…
なんかスクロールすると逆向きに動くんだけど…
認識されないときもあるよ…
マウスを購入してから早3年目、
クリックのチャタリングなどが増えてきましたが、
ついにマウスホイールが壊れてしまいました…
症状は、下にスクロールしているのにたまに上に動いたり
空回りしたりして認識しなかったり…
流石に作業をするのに支障を来してきたので今回は修理していこうと思います。
G304についてはこの記事で紹介しているよ!
分解・清掃・修理をしていこう!
おそらく、今回の故障はホイール部分の接触不良だと思います。
なので、今回は一度分解・清掃して接点復活剤というものをかけて様子を見て行こうと思います!
これで直ったらいいな~
使用した道具
今回使用した道具は、
になります。
思ったよりも多かったですね。
買わないといけないものはエアダスターとパーツクリーナーや無水エタノールなどの清掃ができるもの
そして今回の主役の接点復活剤です。
これらの商品や精密ドライバーはホームセンターに売っていると思うので
修理前に購入しておいてください。
合計1500円くらいかかったかな?
精密ドライバーやエアダスターは百均にも売っているので少しでも安く済ませたい方は
そちらにも寄ってみてください。
手順
今回の分解・清掃・修理の手順は、
というような手順になりました。
これから手順を詳しく説明していきます。
マウスソールを剥がす
では、実際に手順を詳しく紹介していきます。
一番最初に電源を切って電池を外してください。
次に、マウスソールを剥がしていきます。
なぜなら、ネジはマウスソールの裏側に配置されてるからですね。
毎回剥がすのめんどくさいよ…
今までは、マウスソールも交換していたのですが今回は
ドライヤーを使って剥がして使いまわしてみようと思います。
マウスソールって意外と高いんだよね~
では、まずはドライヤーやヒートガンを使ってソール部分を加熱し
接着剤を溶かして
ピンセットで剥がしていきます。
30秒くらい温めたらちょうどよかったよ!
マウスソールは2層構造になっているので根元から剥がせるように
ゆっくり慎重に剥がしてください。
1個ミスった…
ネジを外す
次は、さきほどマウスソールを剥がしたところから出てきた
4つのネジを外していきます。
使用した精密ドライバーの規格は、No.00
マジで先が見えないくらい細いので普通は持っていないと思います。
ホームセンターでセットで400円くらいだったよ!
ネジがなめないように慎重にネジを回しましょう!
分解する
次はいよいよ2つに分解していきます。
ネジを外した時点で継ぎ目の部分が少しゆるくなっていると思いますが、
上部分と下部分に分かれるように外していきます。
前側の爪は結構簡単に外れるのですが、
後ろ側の爪がなかなか外れません。
しかし力づくで開けてしまうと爪が折れてしまったり
中にあるケーブルが切れてしまったりするのでくれぐれも力を入れ過ぎないようにしてください。
上と繋がっている2つのケーブルがあるから外れても引っ張らないでね!
途中パキッとやばそうな音がするのですが、
左右にぐりぐりしながら少しず~つ爪を外していきます。
このようなピックやヘラを使うと開けやすいよ!
その時、なんとバキッという音がして2つに分かれてしまいました。
本来ならばこの時に、2本のケーブルが繋がっているはずなのですが
勢い余ってそのまま抜いてしまいました…
断線の危険もあるので皆さんは絶対に力を入れ過ぎないでください。
危なかった~汗
本来ならば上部分と下部分を外しても2本のケーブルが繋がっていると思います。
なのでそのケーブルを断線しないように外していきます。
ピンセットを使うといいかもね!
これで2つに分けることができたら分解は完了です。
掃除をする
では、次は清掃をしていきます。
ほこりや汚れが溜まっていると故障に繋がるので
必ず清掃するようにしましょう。
チャタリングの原因とかになるからね~
今回清掃に使用したのは、
この道具たち…
まずは、エアダスターでほこりなどを一通り吹き飛ばします。
次に汚れている部分をパーツクリーナーをかけた綿棒とキッチンペーパーで拭いていきます。
今清掃しているのはあくまで側の部分であって中の基盤などは絶対に触れないようにしましょう。
エアダスターだけで我慢しようね!
ロータリーエンコーダに接点復活剤を吹きかける
清掃が済んだら次はいよいよ
今回の修理の主役、
接点復活剤を用いて接触不良を直していきます。
吹きかける部分はマウスホイールのロータリーエンコーダという部品
そこに接点復活剤を本当に少し(数滴)垂らしていきます。
かけるのは必要最低限にして基板などに付着したものはティッシュやキッチンペーパーなどでよく拭き取ってください。
基盤の腐食などに繋がるからね!
接点復活剤をかけたらホイール部分を回してよくなじませてください。
もとに戻す
接点復活剤をかけ終わったら開けたのとは逆の手順で
もとに戻していきます。
元に戻すときに一番大変だったのは、
2本のケーブルを接続するのでした。
ケーブルの長さの都合上、
上側と下側を片手で持った状態ですきまを開けながら作業しなければならないので
ピンセットを使わず指だけだと厳しいと思います。
指だけでやったら30分以上かかったよ…
2本のケーブルをきっちりさせたら、
上側と下側の爪を噛み合わせて合体させましょう。
取るときと違ってすんなり入ったよ!
ここまで終わったらマウスソールの下のネジを付けて、
マウスソールを戻していきます。
一度剥がしたので無理かなぁ…と思ったのですが
案外いけました!
思ったよりも違和感ない!
粘着力はあまり高くないのですが、
マウスの性質上、下に向けて押し当てながら使うので
しばらく使っていると爪でもあまり取れないくらいにくっつきました。
さすがに剥がすときに失敗した左下のマウスソールは元通りになりませんでしたが、
剥がれるまで様子を見ようと思います。
これで、今回の分解・修理・清掃は終了になります!
これで直らなかった場合
これで直らなかった場合は、接触不良ではなく
ロータリーエンコーダやホイール部分の破損が原因になると思います。
こうなってしまうと壊れている部分を交換しなければなりません。
後日、ロータリーエンコーダ交換の記事も上げるので気になる方はぜひご覧ください。
ハンダ付けもするし大変になるぞ~
まとめ
今回は、G304のホイール不良の修理をしていきました。
部品の故障などはなくただの接点不良だったようですね~
これで直ってよかったです!
次回は、完全にロータリーエンコーダが破損しており
スクロール自体が動作しない個体の修理をしていきたいと思います!
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